夏に公演する原爆朗読のためお勉強会として広島へ。
ここは自分が生きている間に行きたかった場所。
実現できて良かった。
行き帰りは夜行バスだったもんて腰痛が悪化していく。汗
広島に着くといいお天気に恵まれたが、反対に私の体調が悪くなって
ゆく。広島市に入ったら急に鼻水が止まらなくてさらにくしゃみが
多くなってきた。せっかく花粉症が治ったのにまた花粉症がっ!!
くしゃみすると腰にくる・・・・。悲しい。

夜行バスの中でウトウトする私。この時点で鼻水が止まらなくなった。

目的地到着。重い足取りで原爆ドームの前へ進む。
今までテレビや写真を観たことはあるが、目の当たりすると言葉がなくなる。
広島平和記念資料館に入ると予約したピース・ボランティアと一緒に回る。
ピース・ボランティアとは資料館を解説してくれるのです。
もちろん、手話付きです。
解説してくれたおかげで知らない広島の顔が見えた。そしてプチろう関係の情報も
頂いた。どこにもない情報で驚き、もっと知らせなきゃと思った。
このピース・ボランティアはろうの人もやれば、もっと説得力があるじゃないかと
同行したマメが言ってた。私もそう思う。
聞こえない版の情報もたくさんあるはず、それを聞こえない人が解説したらきっと
みんなも聞きたがると思う。
ぜひ、やるべきだ!そして、伝えるべきだ!

原爆落とされる前の街。落とされた場所は島病院。(指さしているところが島病院)
指さしより右直線にある建物は原爆ドームの本来の姿。

原爆投下後の街。何もない、手前から二つ目の建物は原爆ドーム。
この模型を見るだけで原爆の恐ろしさが伝わる。
コンクリートの建物は残っていたが、あとは木造の家はすべて燃えてしまった。

ここは絶対に行きたかったところ。場所は広島市内にある聾学校。
これは原爆で亡くなったろう者の慰霊碑。
慰霊碑を建立するまでは険しい道のりだった。建立するまで五年もかかったと聞く。
本来なら平和公園で建立するべきなのに条件が合わなく、聾学校のグランドになった。
広島は3泊4日間滞在してまだまだ、足りない。
もっといろんな人たちと会って話を聞きたいと思いました。
お忙しい中会って下さったろう協会の幹部たちに御礼を申します。
聞かせて頂いた貴重なお話を朗読に生かして丁寧にやらせていただきますので
何とぞよろしくお願いいたします。
※写真提供 まめ