先月から杉並区から発信しているイベントへ参加していました。
いろんな催し物があるんですね。おもしろいです。
しかし、まだまだ手話通訳付きの講演、ワークショップがないのでこっちから
お願いするパターンです。はやく当たり前のように付けて欲しいものです。
昨日、杉並区地域でどうやって人と人を繋げられるのか、どんなコーディネーター
役割が理想なのかを地域の人たちと集まってディスカッションスタイルのワークショップ
に参加しました。
いろんな職業を持っている方々が参加されて「商店街」「小中学校」「高齢」
「育児」4つのテーマに分かれてる。
好きなテーマへ行ってそのメンバーたちでどうやったら、地域の人たちと深く関われ
るのかディスカッションスタートする。
ここで思ったのはなぜ「福祉」がないんだろうと思ってビックリ。
彼らからにしてみれば大きなテーマにはならないんだろうな。残念!
私は「商店街」のテーマへ。ここで演劇となんか繋がりでも出来るかなと思って。
しかし、みんなが話し合うのは「町会・自治会」の存在を若者達にもっと知って
もらいたいがメインだった。
また、若者がなかなか長く住んでくれない。理由は家賃が高い。だから、地域に
深く関わることが難しいなどなどの今まで思ったこともない意見が出た。
ここで自分の知らない杉並区の顔が見えて驚くことばかり。苦笑
そこで私はこのような提案を出した。
家賃を少し安くしてその差額分をボランティア券発行するのはどうか。
もちろん、ボランティア券の内容はいろんな活動がある、夜の見回り役、ゴミ拾い
お祭りのお手伝いなど。それをすればきっと地域の人たちと交流する場が出来て
お互いに顔見知りになって安全な町に繋がるんじゃないかと。
この提案を出したときにいい反応を頂いた。やったね!(*^o^*)
二つ目は「小中学校」へ移動。
ここはすべて女性ばかりでしかも子供を持っているお母さん達。
私だけが子供なし、独身。やはりすごい差がありますわ〜。爆笑
ママさんパワーというか、圧力がすごくてこっちから口出せない。苦笑
ここは聞く立場だけで終わってしまった。とほほほほほ。
内容もついていけな〜〜〜いっ!ぎゃははははは。
手話通訳を挟んで私とみんなに繋がる。
ここで思った。みんなとの距離が遠い。同じテーブルに座っても話の内容を
参加するスタートの位置が違う。毎回のことですが、違和感を感じる。
ワークショップ終わった後、参加した後輩と食事したときにヘレン・ケラーの話が出た。
「もし目が見えなくなるのと、耳が聞こえなくなるのと、あなたはどっちを選ぶか」
ヘレンは「目が見えないほうがいい」と選んだ。
この話は有名。もちろん、私も知っている。
この言葉が今、すごく理解できた。それまではある程度頭では理解していたが、
今はもう・・・・・・充分理解できた。
つまり目が見えなくなると「物が遠さがる」。耳が聞こえなくなると
「人が遠さがる」。
目が見えなくなっても声だけで聞いてれば「人」とは繋がっていられる。
しかし、聞こえない人は聞こえないから、手話通訳者、筆談などを入れて「人」と
ようやく繋がる。そのため、人と人の距離が遠くなる。
今、地球の上で生きている人たちは「音の世界」の人たちが圧倒的に多い。
話が変わるが、オリンピック&パラリンピックが盛り上がり、デフリンピックが
別になってしまうのは無理もないと思った。なんと生きにくいわ。苦笑
せめてオリンピックに聴覚障害者の選手が参加出来るように工夫してもらいたい。
こんな真面目に思ったのは「本気で人と関わりたい!」と思ったからなんでしょうね。
それまではこの部分をお休みにしておりました。今年になって再開しますわ。
うわあああああああああああああ!!!!!行くぜ〜〜〜〜!!!!
あ〜、どうか聞こえる人たちよ、逃げないで下さい。爆笑
相撲のぶつかり稽古並みはしませんので!あしからず!爆笑