6月から毎週金曜日の午前は講師の仕事スタート。
近くにある芸術の卵たちの大学で「手話」「手話で歌う」をテーマで
教えている。
教えてもう2ヶ月過ぎた。もう慣れたかな。
芸術の卵たちは発想が豊かでとても素直です。毎日、会いたい子達ばかり。
今日もその日。
ただ、朝から何かタイミングがずれているような、気持ち悪い。
いつもなら、朝は7時前に起床。
しかし、今日は家を出る30分前に起床。
疲れていたのかな。
いつも通りにスピードアップしながら準備して家を出る。
大学まで歩いて10分だから助かる。
時間ピッタリにチャイムがなり、いつもの通りに授業を始める。
最初にやるのは出席の点呼。
これはアシスタントのももちゃんにまかせる。
一人一人名前を呼び、素直に返事する生徒。
その間、私はずっと生徒達の顔を鑑賞。
ちょうど、足の太ももがかゆかったのでさりげなくお尻の辺りに手を回す。
「ん?なんか生地の感触が変わっているなあ・・・今日の服はなんだっけ?」
フッと自分の下半身を見ると今回はロングスカート。
しかも思いっきり生地が裏返し。縫い目がもろ丸出し!
心の中で
「ぎゃあああああ!めちゃ恥ずかし!!!」
40人近くにいる芸術の卵たちの前でこんなベタな恥をさらしてどうするんだ!
もしかして、教室に入ったとき近くの人はもうばれているかもしれない!
もうすぐ出席の点呼が終わる。
あああああっっ、どうするか!
私の中に解決策が2択出る。
1)「だまってこのまま、やり通す」
2)「みんなにスカートの裏返しを伝える」
たった10秒間の間で出た答えは・・・・
出席の点呼が終わり、自分の仕事をやりきった顔で私の方へ
ふり向くアシスタントのももちゃんに向かって
「あのさ〜、自分のスカートが裏返しなんだよね。
びっくりしたわ〜。ぎゃははは」
私の下半身を見て笑うもも。
芸術の卵たちもドッと笑う。
結果的にカミングアウトして良かった〜。
勇気を持って言うことは大事だよね〜。(バキッ)
じゃ、今から友人の芝居を観に行ってきます〜!

校内。「テルマエ・ロマニエ」の世界だ!

庭にある像。これが一番好き。迫力がすごい。

とっても可愛らしい芸術の卵たち。