fc2ブログ
2
3
4
6
7
8
9
11
12
13
14
15
16
18
19
20
21
22
23
24
25
26
28
29
30
31
  12 ,2009

2015年の物語


プロフィール

大橋ひろえ

Author:大橋ひろえ
誕生日:06月03日
女優

佐賀県生まれ。生まれつきに耳が聞こえない。栃木県宇都宮市私立作新学院を卒業した後、手話演劇やDANCE、自主映画製作を始める。1997年に制作したビデオ作品「姉妹」で「SIGHT・サイト映像展」で入選。1999年、俳優座劇場プロデューズの「小さき神のつくりし子ら」で主役・サラに一般公募で撰ばれ、好評を博す。この舞台で第七回読売演劇大賞優秀女優賞を受賞。その後、渡米して演劇やDANCEの勉強をするかたわら、手話SONG&DANCEのユニット「ソウル・レインボー(Soul Rainbow)」を結成。2002年、初めて制作したミュージックビデオが、アメリカの「メディア・アクセス・アワード賞」で第二位を受賞。2006年、サインアートプロジェクト.アジアン初企画サインミュージカル「Call Me Hero!」をスタートし、好評。

現在、女優、サインボーカル・ダンサー、手話SONG&DANCE、DANCE講師として活躍中。

★書籍
「もう声なんかいらないと思った」(出窓社)
★漫画
「もう声なんかいらないと思った」(講談社 B-LOVE おおにし真)
★TV
フジテレビ『奇跡体験アンビリーバボー』テレビ東京『レディス4』、『人間劇場ドキュメンタリー』、テレビ朝日『久米宏ニュースステーション』、NHK関係、衛星シアター出演 地方テレビ 他
★雑誌
女性自身、ポカラ、もんみや、こんにちはクラビアTheater Guide、クレヨン/クーヨン、クローバー、暮しと健康、PHP カラット、月刊OLマニュアル誌、音楽関係、他
★新聞
朝日新聞、読売新聞、東京新聞、地方新聞 他

月別アーカイブ
27

Category: 未分類

Tags: ---

Comment: 0  

2009年とは・・・・・
 あと何日かで2009年が終わります。
 なんだか、バタバタして頭が混乱したような1年間でした。
 2009年のビッグなイベントはやっぱり公演「The Vagina Monologues」でした。
 サイン アート プロジェクト.アジアンとして初めての海外作品を扱い、上演権を
 もらうためにアメリカのエージェントと交渉したりフランスのろう女優さんを採用
 したりなど「国際交流」が盛んな年でした。
 結果的に私はプロデューサーとして自信が付き、聞こえない人にも可能性を見い
 だすことが出来ました。そして周りの人たちからたくさん助けていただきました。
 おかげで大変忘れられない2009年の夏となり、いい想い出が作れて幸せでした。
 これからもこのような経験をたくさん作っていい人生を歩みたいです。
 
 ところが・・・去年の今頃の気持ちとは・・なんだか全然違います。
 今の方がなんていうのかな?気が重いです。苦笑
 そうなんだよね、日本中が元気ないからなのか気持ち的にもパッとしません。
 こんな憂鬱な気分を早くパ~ッと消したいぐらい!

 早く日本中元気になろうぜ!!って海に向かって喉が切れるほど叫びたい!
 心の奥に溜まっている熱いものを社会に向かって叫びたい!
 そんなエネルギーを来年1年間ぶつけたい!
 元気いっぱい燃えるような2010年にしたい!!

 その気持ちも含めてこれからやることに対して自分自身にプレッシャーを
 かけて精神的に鍛え、目標を高くして頑張って前進したいと思います。

 
 さて、皆さまに報告があります。

 実は2010年1月よりサイン アート プロジェクト・アジアンを法人化し、「サイン
 アート プロジェクト・アジアンLLC(合同会社)」として再出発させることに
 いたしました。

 それまでは1人でやっていましたが、今度は心強いパートナーと一緒にやらせてい
 ただくことになりました。
 2010年は新しい「出発の年」として気持ちも新たに様々なチャレンジに挑戦して
 いきたいと思います。 

 今年は何かとお世話になりありがとうございました。
 いつも温かいご支援をありがとうございます。
 来年もどうぞ変わらぬお付き合いのほどよろしくお願い致します。


 皆さまにとって良いお年をお迎えますように。



 サイン アート プロジェクト.アジアンLLC
  大橋ひろえ
 E-mail info(アットマーク)sapazn.jp(メールアドレス変更しました)


 

スポンサーサイト



17

Category: 未分類

Tags: ---

Comment: 0  

【曲変更】I Love Michael Jackson!!!
 2009年6月25日に偉大なるポップスターがこの世を去りました。
 世界中が大きなショックを受けましたが、彼の歌はどれも名曲で私たちの中に
 生きています。

           image.jpeg


 2010年の年始めはマイケル・ジャクソンの歌を手話で歌ってみたいと思います。
 この歌はアメリカ手話でやります。本来なら3回コースですが、まったく習った
 ことがない方も考えてゆっくりと楽しく覚える内容を企画致しましたのでご安心
 してご参加ください。


 歌:「We Are The World( ウィーアーザワールド)」
 

 講師:大橋ひろえ
 
 日程:2010年1月18日、25日、2月1日、8日、15日(5回コース)
 時間:pm19:00~20:30
 場所:渋谷区リフレッシュ氷川
 交通手段:JR渋谷駅新南口より徒歩5分
 会費:1万円(5回コース)/2300円(1回コース)
 用意するもの:筆記道具など
 
 ■プログラム内容■

 1月18日(月)/手話指導
   25日(月)/手話指導
 2月 1日(月)/リズムトレーニング&手話ソング
    8日(月)/リズムトレーニング&手話ソング
   15日(月)/各グループで発表

 ※1月は4階の和室、2月は4階の多目的室Bで行います。


申込先:お問い合わせ先

 サイン アート プロジェクト・アジアン合同会社
 E-mail: ws@sapazn.jp
 お名前、連絡先(メールアドレスまたはFAX)、聴覚有無、
 希望コースを記入の上、お申し込みください。




 


地図:会場 渋谷区リフレッシュ氷川:東京都渋谷区東1-26-23 

大きな地図で見る





 

10

Category: 未分類

Tags: ---

Comment: 2  

新しい職場
      12月11日職場


  私の小さなオフィスです。
  パソコンの画面にはホワイトタイガーがにらんでおります。
  広い部屋のすみっこに私の机がポツンと置いておりますが、存在感は
  誰にも負けません!

  これで2010年を明るく、楽しいニュースなどたくさんもたらしますよう
  願っています。


  そして、最後に
  愛は勝つ!!


  







  

05

Category: 未分類

Tags: ---

Comment: 0  

経営を学んで・・・
11月から始まった経営の講座を受けてもう1ヶ月過ぎた・・・・。

だんだんと話が深くなってきて・・・そして宿題の量が増えてくる。爆笑

もうひぃーひぃーと悲鳴あげたくなる。

でも、講師のお話が大変ためになるので楽しいです。笑

先週はなんか講師から「漫才師なったら」と言われちゃいました。汗

これから、頑張りマース!!

経営ってお堅いイメージがあるけど面白いですな。







05

Category: 未分類

Tags: ---

Comment: 2  

ジェニー・シーレイさんのWSを受けて
去る12月2・3日は演劇のワークショップへ参加した。

それはイギリスの演出家ジェニー・シーレイさんのワークショップ。

彼女はろう者でロンドンに拠点を持つ劇団「グレイアイ・シアター・カンパニー
のボスである。

「グレイアイ・シアター・カンパニー」は身体障がいのあるプロのアーティストによる
劇団で、俳優にも観客にも、聞こえる人、聞こえない人、見える人、見えない人をはじ
め、さまざまな人がいることを前提とした多様な「コミュニケーション」が混在する
作品を発表し続けている。

ジェニーさんの演出方法が珍しいのだ。
例えば、手話や見えない人に向けた俳優の動きや舞台の状況を伝える独自のテキストなど、
いろんな手法を駆使する演出方法でイギリスだけではなく、ヨーロッパにおいて高い評価
を得ている。

その彼女のワークショップ日が待ち遠しくてたまらなかった。2年前にジェニーさんが演出
した舞台「血の婚礼」を観劇して身体の障がいのある俳優さんや女優さんたちや聞こえる
俳優さんたちと一緒に堂々とプロと言える素晴らしい舞台だった。

やっぱり、人間は「不可能」という言葉はないんだ。
言葉と肉体があれば、無制限に舞台の上で表現はできるのだ。
ただ、それをうまくまとめるのは演出家のセンスによる。演出家の腕なのだ!
その点ではジェニーさんは初めて日本人の多様ジャンルな人達をうまく一つにして素晴ら
しい舞台を創り上げたのだ。
その演出のセンスに感動し、惚れましたわ。笑

ワークショップは15人参加していた。聞こえる俳優、車いす女優、聞こえない女優等々。
お互いにサインネーム(手話で名前を作る)を紹介してから少しずつ初対面だったみなさ
んとの距離がグッと縮まり、楽しい雰囲気の中で行われた。

グループになって出された課題をそれぞれお互いにアイディアを出し合ったりして一つの
作品を創り上げる。この時間が一番楽しかったわ。
お互いに役者同士なのでいろんなアイディアを多方面から投げてきては驚き、新発見!し
たりしながらお互いの感受性を豊かに出来るってすてきなことね。
 
その中で今までやったことがない演出方法を経験した。
それは「オーディオディスクリプション」(合っているか自信がない・爆笑)。
つまり、観客の中に目の見えない人たちがいるので登場人物をセリフとして説明を取り入
れる。それから、耳の聞こえない人達には手話で話す。あとは音声で多様なコミュニケー
ションで伝えるのだ。
だから、どうやって登場人物の説明を伝えればいいのか、一番最初にやるのか、それとも
流れの中で自然に伝えるのか等々考えれば考えるほど自分たちがよく見えてくる。そして、
お客さんが何を求めてくるのかもわかってくる。イメージがくっきりと浮かんでくる。
こういう演出方法は未だに日本はない。

ワークショップの他にレクチャーもあった。
そのときに見せてくれた映像の中で聞こえない男優さんが自分の声でセリフを言っていた
のを観て「やっぱりそうだよね!!」と自分の中にあった信念を再確認できた。
本当は出来るんだ!って。(笑)口話の出来る聞こえない俳優さんももっと自信もって
やって欲しいなあ。。。。
その舞台は「Bent」(ユダヤ人・ゲイたちのホロコースト収容所の中の話)で聞こえる男優、
聞こえない男優、車いす男優さんたちが出演していた。
日本ではめったに見ないコミュニケーション手段をしていたのだ。
つまり、聞こえる俳優さんは手話でやり、聞こえない俳優さんは音声で。不思議な感覚で
観ていたけど誰が聞こえる俳優なのか、そんなことも忘れて見入ってしまうぐらい自然体
な舞台だった。
演出のセンスが大変素晴らしい!!私もそのようにやってみたい!って思った。

ジェニーさんは最初、いろんなハンデを持った人達と一緒にやるときは誰だって
難しいと。でも、大事なのは・・・


「やめよう」ではなく、「とにかくやってみる」。

これは私も同感。
今までなんでも「無理」「難しい」と言われ続けてきた。
でも、そんなのやってみなきゃわかんないよね。
やったらやったで成功したら、よし!失敗したら、そこで学べばいい。
どっちでも無駄ではない。そう、怖くはないよ。 

朝10時~6時まで長いワークショップでしたが、私にとってはとても短く感じた。
大変有意義なワークショップだった、もっとやりたかった。

この企画をしてくださったエイブルさんに感謝です。
 

12月3日WS

 左 ジェニーさん ジェニファーさん(ジェニーさんの手話通訳者)、私

01

Category: 未分類

Tags: ---

Comment: 0  

声のない恋
 昨日、手話ソングの振付にアドバイスした。
 その歌が「声のない恋」。

 とても素敵なタイトル。

 これはシャンソンの歌ですが、内容は・・・

 国際障害者年であった1981年に作られたあの大御所のシャルル・アズナヴールの曲で、
 耳の聞こえない恋人に対する想いを歌ったものです。

 この歌の主人公の男の人の恋人は耳が聞こえません。従って言葉も話せない、
 いわゆる耳の聞こえない女性です。しかし彼は心の底から彼女を愛しているのです。

 YouTubeで調べたらなんと・・・ライザ・ミネリさんと一緒に手話で歌っている
 じゃないですか!!!

 とても素敵なのでぜひ観て下さいね。
 これ、来年の手話ソング&ダンスワークショップに取り入れようかしら?うふっ。

 「Liza Minnelli & Charles Aznavour - Mon Émouvant Amour / Quiet Love」


 前にアメリカのPVで黒人の聞こえる男性が聞こえない女性に恋して一生懸命手話を
 覚えて告白した内容があった。
 曲がヒップホップだったからかなりかっこよかったし、印象強く残っている。

 なのに、曲名をすっかり忘れている。バキッ
 映像はハッキリと覚えているねん!!それを当てにして探すのはちょっとめんどいわ。